耳鼻咽喉科

診療紹介

当科では、耳鼻咽喉科頭頸部外科領域の疾患全般を診療対象としておりますが、その中でも補聴器外来や頭頚部腫瘍外来、睡眠時無呼吸外来などの専門外来を行っております。また、当科では聴覚、嗅覚、味覚、平衡感覚などの感覚器や頭頚部領域の機能(発声、嚥下)の治療にも積極的に取り組んでおります。

また頭頚部の悪性腫瘍に対しては、病気の根治とともに機能や形態の温存や再建を目的として、関連した各科と連携を取り治療にあたっております。セカンドオピニオン目的の受診もお受けしています。

治療及び対応

急性扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎

抗生剤、鎮痛剤の内服を行います。
炎症がひどい場合は、抗生剤の点滴を行います。繰り返す扁桃炎は扁桃摘出手術を行います。

扁桃周囲膿瘍

まず抗生剤を投与して治療しますが、排膿しないと治らない事も多いため、穿刺や切開を行います。扁桃による症状が無く、ただ大きいというだけで手術する事はありませんが、睡眠時無呼吸や病巣感染があるときはなるべく早期での扁桃摘出手術を勧めています。

中耳炎

小児の中耳炎に対しては程度の軽いものは投薬、発熱の原因となる重症例では、鼓膜に穴を開けて中の膿をだします。また、急性中耳炎を繰り返す場合や滲出性中耳炎(鼓膜の奥に水が溜まる病気)の場合は日帰り手術で鼓膜チューブ留置術を行います。また、大人に多い慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎(骨を破壊し進行する中耳炎)の場合は10日間程度の入院で手術を行います。鼓膜穿孔に対しては外来通院による穿孔閉鎖術も行います。

睡眠時無呼吸症候群

無呼吸の原因検索の為、鼻や喉のレントゲン検査、鼻の通気性を測る検査等を行います。鼻閉がある場合は鼻閉の治療を行います。さらに簡易型終夜睡眠ポリグラフやPSGにて無呼吸の重症度を診断します。重症度に応じてスリープスプリント(無呼吸が起こらないように下顎を前にだす装置)を口腔外科に作成を依頼したり、さらに重症な場合はCPAPという呼吸を補助する機械を睡眠時に装着するようにしてフォローを行っていきます。

PSG検査:終夜睡眠ポリグラフィー

患者さんの睡眠状態と呼吸状態を同時に測る検査で、1泊入院して行います。
検査中は体に電極やセンサーをつけて行います。

鼻閉

鼻閉は様々な原因で起こりますが、なかでもアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎鼻中隔彎曲症などが多く見られます。
アレルギー性鼻炎に対しては、薬物療法に加えて外来手術でレーザーにより鼻粘焼灼が鼻閉に対しては効果があります。また、副鼻腔炎や鼻中隔彎曲に対しては内視鏡による手術を行っております。最近ではナビゲーションシステムを導入し、より安全、確実な手術治療が可能となってきました。

難聴

突発性難聴や外リンパ瘻等に対する治療を行っております。
特に突発性難聴は突然聞こえが悪くなる、大きな耳鳴が起こり持続するなどの症状で発症します。できるだけ早期に治療すれば治る可能性のある難聴であり、程度の強い場合は10日間の入院点滴治療と高圧酸素療法を行います。

またその他の治らない難聴に対しては、補聴器をつけるうえで必要な様々な検査を行っており、高度の両側の難聴に対しては、人工内耳埋込術が可能な病院へ紹介を行っております。

頭頚部腫瘍癌

内視鏡検査、PETやCT、MRIを用いて腫瘍全般の診断を行っております。
口腔外科や形成外科と連携し機能や形態の再建を目指した手術に加えて、放射線治療、化学療法を併用したQOLを重視した治療を行っております。また、緩和ケア科と連携して患者さんの身体的、精神的痛みに対応しています。

甲状腺腫瘍

超音波検査、血液検査、穿刺細胞診を行い診断します。また手術治療、術後のフォローを行います。

外来診療表


一般受付時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 8:30~11:00
大崎(予約)
関根(予約/第1・3・5)
出張医(予約/第2・4)
大崎
関根
-
大崎(予約)
関根(予約)
大崎
関根
午後 予約制 - 大崎 -
大崎(特殊外来)
関根
※ 水曜日は手術のため休診

補聴器外来


午後 予約制 詳細は耳鼻科外来へお問い合わせ下さい。

頭頚部外来


午後 予約制 隔週木曜日予約制で診療いたします。 詳細は耳鼻科外来へお問い合せ下さい。

睡眠時無呼吸外来


午後 予約制 隔週木曜日予約制で診療いたします。 詳細は耳鼻科外来へお問い合せ下さい。

医師紹介


日鋼記念病院 大崎 隆士

主任科長

大崎 隆士

昭和62年 旭川医科大学卒
日本耳鼻咽喉科学会専門医

日鋼記念病院 関根 一郎

医師

関根 一郎

平成26年 旭川医科大学卒