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リハビリテーション科

診療紹介

早期離床、早期ADL(日常生活動作)獲得、早期退院を目標とし、発症直後よりベッドサイドにて、早期離床のため座位練習(ギャッジアップから、端座位・車椅子座位へ)、基本動作練習、呼吸リハビリや病棟ベッドサイドでのADL練習などを積極的に実施し、リハビリ室でのアプローチ、さらに外来リハビリおよび地域リハビリへと繋げています。

近隣地域への在宅復帰が多く、退院後は外来リハビリにて、家庭復帰後の生活動作の向上や復職、QOL(生活の質)獲得などを目標とした回復期や維持期リハビリを行っています。訪問看護ステーションや老人保健施設母恋でのリハビリにも努め、介護や福祉とリハビリとの連携を図ります。

また、がんリハビリテーションや小児リハビリテーションにも力を入れております。

治療及び対応

理学療法士/PT 15名

身体機能評価をはじめ、身体機能に対するアプローチ(関節可動域運動、筋力増強運動、麻痺した手足の運動機能回復、バランス練習など)、起き上がり・座る・立つといった基本動作練習、歩行練習、日常生活動作練習などを行っています。また、家庭復帰への準備として家族指導や杖・装具などの指導も行っています。

作業療法士/OT 9名

主に上肢や手指の運動機能回復、着替え・トイレといったような日常生活動作(ADL)練習、家事・職業など生活関連動作(APDL)練習、認知・注意・記憶力などの低下といった高次脳機能障害に対するアプローチを行っています。
また、手の装具の製作や自助具(残された機能だけではどうしても行えない日常生活の動作を可能にするための道具)の紹介・製作、家屋改造の相談なども行っています。

言語聴覚士/ST 2名

失語症(言いたいことばが出て来ない、聞いたり読んだりしたことの意味がわからない等)、構音障害(発音の問題、なめらかに話せない等)、摂食・嚥下障害(食物をうまく飲み込めない、むせる等)、高次脳機能障害(記憶力の低下、判断力の低下等)を対象に言語聴覚療法を行っています。


外来診療表


一般受付時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 予約制 - 髙橋邦 - -
髙橋邦

医師紹介


日鋼記念病院 髙橋 邦彦

センター長

髙橋 邦彦

1998年 旭川医科大学 卒
医学博士(北海道大学)

日本専門医機構認定 リハビリテーション科専門医
日本リハビリテーション医学会認定 認定臨床医・指導医
日本慢性期医療協会 在宅医療認定医
日本医師会認定産業医
義肢装具等適合判定医
認知症サポート医
がんのリハビリテーション研修 修了

診療実績(2022年1月~12月)

総実施件数


実施件数(件)
2018年 76,509
2019年 81,790
2020年 79,180
2021年 72,023
2022年 56,442

総単位数


単位数(単位)
2018年 101,477
2019年 107,129
2020年 112,859
2021年 102,743
2022年 72,423