道内5施設目の口腔がん専門医指定研修施設に認定!口腔がんに対するアルミノックス治療実施に向けた一歩を踏み出します

当院はこのたび、2025年12月1日付で口腔がん専門医指定研修施設の認定を受け、口腔がんに対する光免疫治療(アルミノックス治療)の実施要件を満たしました。

アルミノックス治療は専用薬剤を投与された患者さんの患部にレーザー光を照射することで治療する〝新しいがん治療〟で、2021年1月より切除不能な進行・再発の頭頸部がん(口腔がんを含む)に対して保険適用となりました。この治療を実施するにあたって、実施要件として施設要件および医師(歯科医師)要件を満たす必要があり、この度の認定により当院は口腔がんに対する実施要件を全て満たしました。

今後、当院は「口腔がん専門医の育成」および「高い口腔がん治療の提供」の両方から、地域医療に貢献してまいります。


口腔がん専門医指定研修施設について

一般社団法人 日本口腔腫瘍学会が認めるもので、歯科後期研修医(シニアレジデント)のうち口腔がんを専門として学びたい方へ口腔がん専門医の研修を実施することができます。

道内においては5施設目の認定となります。 ※徳洲会グループ内では当院が唯一(2025年12月18日時点)


道内における口腔がんへのアルミノックス治療実施施設数

大学病院等を中心に4施設で実施されており、当院はこの5施設目を目指しています。道内における民間病院での実施施設2例目、道南エリアをカバーできる唯一の施設となる予定です。


口腔がん専門医指定研修施設認定証を持つ榊原院長補佐


シニアレジデントと榊原院長補佐(歯科口腔外科 主任科長)による口腔内手術の様子