MRI

MRI検査とは

磁力と電磁波を利用して、体の断面を撮影する検査で、磁気共鳴画像検査ともいいます。MRI検査では、縦、横、斜め、あらゆる方向から撮影することができます。X線を用いないため、放射線による被ばくの心配もありません。


Philips 社製 Achieva 1.5T


検査室に受けるときの注意


MRI検査は磁場と電磁波を用いるため、検査が受けられる方に制限があります。
次のような方は必ず申し出てください。

  • 心臓ペースメーカーなどを装着している方
  • じっとしていることが困難な方(小児など)
  • 脳動脈瘤の手術により、金属クリップを入れている方
  • 妊娠、または妊娠されている可能性のある方
  • 人工関節などの金属類を体内に埋め込まれている方
  • アートメイク、刺青、タトゥーを入れている方
  • 閉所恐怖症の方

当院では体内金属に関する問診で詳しくチェックしています。


検査室に入る時の注意


MRI検査は磁場と電磁波を用いるため、検査前に身につけている金属類、精密機器類を必ず外して頂いております。

  • ピアス、ヘアピン、ネックレス、眼鏡、腕時計、鍵、入れ歯、エレキバン、使い捨てカイロ等に気をつけてください。MRI装置とくっついてとれなくなったり、やけどをする危険があります。
  • 下着で金属ワイヤーの入ったブラジャーやボディスーツ、保湿機能を持った下着(ヒートテック等)は着用できません。
  • クレジットカード、テレホンカード等の磁気カード類や携帯電話、補聴器などの精密機器はMRI装置から発生している磁気のために使えなくなってしまいます。検査室には絶対に持ち込まないで下さい。

検査室に入る前に化粧品・金属を身に着けていないかどうか、再度確認させて頂きます。


検査例


頭部MRI検査


脳血管画像(MRA)


頸動脈の血栓(プラーク)


頭部MRIでは造影剤を使用せずに、脳血管を描出でき、主に脳神経外科領域、脳ドックなどに広く用いられている検査です。また、急性期脳梗塞や脳出血にも感度が高いのが特徴です。


拡散強調画像


T2強調画像(正常)


急性期脳梗塞(発症3時間後)
白い(高信号)部分が脳梗塞部位


整形外科領域


腰椎 矢状断 T2強調画像


膝関節 冠状断 PD強調画像


整形外科領域ではレントゲンでは見つにくい情報(椎間板、半月板、靭帯、腱、軟骨などの柔らかい組織)の検査に有用です。
検査は頚椎、胸椎、腰椎、肩関節、肘関節、手関節、股関節、膝関節、足関節などの全ての部位で可能です。


上腹部 MRI検査


MRCP


赤丸の部分が大腸がんの肝転移


上腹部ではMRIの高い組織コントラスト分解能を生かしてMRCP(胆管、膵管撮影)や肝臓、腎臓などの精密検査に多く用いられます。


骨盤腔領域


前立腺 T2強調画像


子宮 T2強調画像


上腹部ではMRIの高い組織コントラスト分解能を活かしてMRCP(胆管、膵管撮影)や肝臓、腎臓などの精密検査に多く用いられます。