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調剤科では、医師の発行した処方箋を基に薬剤を取り揃えたり、調合したりする業務を主に行っています。
当院では1日に約750枚の処方箋が発行されます。
処方は全てコンピュータによるオーダリングシステムで行われています。
医師により入力された処方の情報は、薬剤師により、まず処方監査が行われ、薬剤が正しい量で処方されているか、 重複や併用禁忌薬剤などがないか、チェックされます。 この時点で不備、疑問点があった場合は医師に確認を取り、必要であれば処方内容が変更となります。 処方内容に問題がなければ処方箋、薬袋、お薬の説明書が自動で発行されます。
その後、調剤に移り、計数調剤、秤量調剤、分包調剤などを行い、最終的に処方箋と薬剤が正しく調剤されているのかを監査し、 受療者へ薬剤を安全にお渡しするという業務を行っています。

薬物療法において最適な薬剤を選択し、 最適な用量・用法に基づいて投与することはとても有意義です。 しかしながら薬には有効濃度域が狭く副作用が起こりやすく投与設定が難しいものもあります。 TDM(Therapeutic Drug Monitoring:治療薬物モニタリング)はそのような薬を有効に、 かつ安全に投与するために血中濃度を測定し、 その結果を薬物動態学的に解析することで適切な投与設定を行うことを意味します。
当院の薬剤部では薬品管理科にTDM室を所有しており、 以下に示す12種類の医薬品について薬物血中濃度の測定と一部の解析を行っています。 検査は即時対応型で24時間オーダリングシステムにより依頼を受け付けています。 また、1997年から年に数例のペースで腎移植を行っていることから 免疫抑制剤についても血中濃度を測定し医師との連携をとりながら適切な投与量で投与するようにしています。 さらに院内感染対策委員会の協力を得ながらVCMとABKの投与解析にも力を注いでいます。
フェニトイン、フェノバルビタール、 ジゴキシン、バルプロ酸、カルバマゼピン、 シクロスポリン、タクロリムス、リドカイン、バンコマイシン、テオフィリン、アルベカシン、アミカシン
TDX-FLX 2台、IMX 1台
DI室
DIとは「Drug Information」の略で、日本語に訳すと「医薬品情報」ということになります。
つまり「DI 室」とは「医薬品の情報を管理している部屋」ということになるのでしょうか。 医薬品には色々な情報(効能、使用法、薬物相互作用、副作用などの情報)があり、どれもとても大切なものです。
DI 室はこれらの情報の収集と、病院スタッフ(医師、薬剤師、看護師など)や受療者にその情報を分かりやすいように加工し、提供するための部門です。
また、当院では処方オーダリングシステムや電子カルテが導入されていますが、これらシステムの医薬品に関わる設定の管理もDI 室の業務となっています。
元気な笑顔で活動し、受療者様の気持ちを少しでも明るくできるよう心がけ、 より適正に薬を使用していただけることを目標に、日々病棟活動に取り組んでいます。
こんな私たちを見かけたら、普段気になっているけどなかなか聞けない薬のことなど、気軽にお声がけ下さい。